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fair as a cosmos


sonic SS

fair as a cosmos

ソニエミのお話。
ちょっとほのぼの。と思います。
素直になるってむずかしい。
そして短い。


「Excuse me!」
 


街の雑踏の中から綺麗な発音の英語で呼び止められた
 
聞き間違いじゃないかって思った
まさかって思った
人違いだと思った
 
でも 聞き間違う筈がないって 思ったから
 
だから振り返ってみたら

そしたら

嘘じゃなくって、人違いじゃなくって、 うれしかった
 

「…ソニッ…」
 
あたしが名前を呼ぶ前にあいつが腕をのばして
あたしの耳を掠めた
 

ふわり
 

やさしい香りがしてあいつが笑った
 
「It cute!似合ってるぜ、エミー」
 

そう言ってあいつがショーウインドを指すから
目線をそっちに向けたら
ガラスに写ったあたしの左耳にやさしいピンクのコスモスが咲いていた
 

「…え?」
「それ、お前にそっくりだったからさ」
 
そう笑う顔がうれしくてだいすきで
だけどくやしくて ずるいって思って ―・・・・・・・

ポタリ
 
また泣いてしまった
 
「馬鹿っ…!ソニックの馬鹿っ…」
「…エミー」
「…馬鹿っ…だいすきよ…ソニック…」
 

次は泣かないって決めてたのに
馬鹿って言わないって決めてたのに
 
涙と「馬鹿」って言葉がたくさん落ちて止まらなくなって…
 
そしたら あいつが涙を拭ってくれて、顔を上げたら

「I'm home」
 

最高の笑顔をくれた



今日は
青い風がコスモスをゆらした日




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